1948-05-25 第2回国会 衆議院 労働委員会 第5号
なおこういう點は、やはり私どもといたしまして勞働者の諸君に失業保險制度、失業手當制度のありがたいことを十分周知徹底させて、十分この制度が效率をあげますように努力をしていきたい、こういうふうに考えておる次第であります。
なおこういう點は、やはり私どもといたしまして勞働者の諸君に失業保險制度、失業手當制度のありがたいことを十分周知徹底させて、十分この制度が效率をあげますように努力をしていきたい、こういうふうに考えておる次第であります。
船員失業保險及び手當制度の創設のための船員保險法の一部を改正する法律案につきましては、先に本國會に提出し、御審議を願つたのでございますが、同法案に基く新しい船員失業保險事業の經理につきましては、政府管掌の各種の保險事業におけると同樣に、船員失業保險事業に關する歳入歳出は、これを特別に經理いたしまして、その收支を明確ならしめるのが適當と思われるのであります。
本改正法律案の趣旨は船員保險法の改正によりまして、即ち船員保險制度の中において船員に對する失業保險乃至失業手當制度を創設實施せんとする點にあるのでありまして、その目的が船員が失業いたしました場合に、失業保險金又は失業手當金を支給いたしまして、その生活の安定を圖ると共に、その運營に當りまして、職業紹介機關と密接な關係を保持することにより、失業船員に對しまして能う限り就職の機會を與えようとする點にありますことは
改正案の内容すなわち制度の内容につきましては、できるだけ陸上勞働者に對する失業保險ないし失業手當制度の内容に準じて立案いたしました。その概要を申し上げますと、 一、まず失業保險制度につきましては、(一)受給の要件といたしましては、改正法實施後六箇月以上船員保險の被保險者すなわち船員であつたこと及び離職後定期的に船員職業紹介または公共職業安定所に出頭して失業の認定を受けること。
今囘の補正豫算の概略について御説明いたしますと、わが國は現在すでに相當厖大なる失業者の發生を見ているのでありますが、政府の經濟緊急對策の強力なる實施に伴いまして、さらに相當の失業者を生ずることも豫想されますので、これ等失業者に對し、まずさしあたり失業手當制度により對處し、さらに失業保險制度の確立により根本的救濟政策を樹立するため、本國會に提出中の失業手當法及び失業保險法の運營のため、失業保險特別會計
また船員勘定において、歳入一億四千八百六十四萬二千圓、歳出四千九百八十四萬六千圓、差引き歳入において九千八百七十九萬六千圓のいづれも減少となつておりますが、これは船員保險については、新たに失業手當制度をも包括して實施いたしますため、別に特別會計を設置いたしますので、今囘これに伴う本勘定の減少を豫定したものであります。
普通の刑事警察等につきましても、相當そういつた面で優遇いをたしませんと、自然そういうことに對して非常に熱心に能率を上げて活動をするということもできないのでありまして、これはもう警察の能率を維持する治安維持という觀點から、警察官に對しまする特別の手當制度というものにつきましては、これも前々から絶えずそういうことでの要求をいたしておるのでありますけれども、何しろ御承知のような財政の状況であり、一般の政府全體
現在暫定的な手當制度を以て辛うじて當面の事態を糊塗いたしておりますが、これは世間の客觀的な給與の實情とは副わない低いものでありますので、これらにつきましては急速に何らかの對策も講じなければならん、かように考えております。
現在勞働賃金政策等に關連して、いわゆる家族手當制度というようなものもあります。未成年者たる子供を養子にして、そういつたような制度を運用しようというような社會的事弊も出てこないとは限らぬのであります。そういう意味におきまして、七百九十八條の家事審判所の許可という制度を十分に活用されるように、實際の面においても政府當局において、ごくろうあらんことを切望する次第であります。
一例をいえば料理店飲食業等、今閉鎖されておりますが、そういう方面で働くとか、或いは闇屋も、自分で闇屋をやるとか、或いは大きな闇屋の手先になるとか、そういつた方面で働いておる人が多いと思うのでありますが、然らばそういう人たちを失業手當、或いは失業保険法が救えるかというお尋ねであつたと思いますが、これはやはり保険制度、手當制度等に鑑みまして、或る一定の基準を持たせる。